ICT活用と
建設キャリアアップシステム
今後、高齢化率が4割近い水準となり、生産年齢人口が減少することが予想されている※中では、建設業においても生産性向上は避けられない課題です。
-
ICTを活用した生産性向上
-
国土交通省において、建設現場における生産性を向上させ、魅力ある建設現場を目指す新しい取組であるi-Constructionが進められていますので、ご確認・ご活用をお願いいたします。
また、令和6年6月に改正された建設業法、入契法について、ICTの活用(効率的な現場管理のためのICT活用の努力義務、下請け業者のICT活用に係る指導の努力義務)については、令和6年12月から施行されています。これによって令和6年12月13日に、ICT指針が策定されました。ICT指針を踏まえ、生産性向上に向けた積極的な取組をお願いいたします。 -
建設キャリアアップシステム
-
ICT指針にもありますが、建設キャリアアップシステムを活用することで、データ入力作業や安全書類(各種台帳など)の作成効率を図る取組も進められています。
建設キャリアアップシステムは、職人の適正な評価と給与の引上げや、職人を育てる企業が評価され、受注機会が確保される環境整備にも資するものであることから、より多くの事業者が建設キャリアアップシステムを活用できるよう、元請事業者は、下請事業者に利用の働きかけをお願いいたします。建設業キャリアアップシステム
- 建設キャリアアップシステム(一般財団法人建設業振興基金ウェブサイト)
- 建設キャリアアップシステム 国土交通省ポータルサイト
なお、 労働基準監督署、地方整備局への届出等には、電子申請を活用できます。
労働安全衛生法関係の手続の電子申請に当たっては、「労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る入力支援サービス」 (サービスの対象外の手続についてはe-Gov電子申請)をご活用ください。 -
※今後の生産年齢人口推移予想
-
日本の人口は近年減少局面を迎えている。2070年には総人口が9,000万人を割り込み、高齢化率は39%の水準になると推計されている。